2013年5月24日金曜日

The Earth and Me


数週間前のこと。

 こどもが通う学校のフィールドトリップに引率して、 

『The Earth and Me』

というタイトルの子ども向け劇をみにいった。



最初は、地球の神秘的な様子、

あらゆる生きとし生けるものに感謝する姿、

美しい音楽とともに、生きる喜びが伝わってくるダンス、、と、

色彩も、ライトも、どれも美しい。




中盤にさしかかって、

『Me! Me! Me!』

という声とともに、 戦争や争いの 影絵がはじまる。

武器や、鉄格子がはられ、

地球は汚れ、破壊されていく。




クライマックスでは、
 
『It is up to you, child.』

『Hand in hand!』

と地球がこどもに呼びかけ、平和への選択をゆだねるストーリー展開。




この劇をみて、特に
 
『Me! Me! Me!』
 
という自己主張をして戦う場面。


このことば、

自我が芽生えはじめた幼児の姿がよぎる。

このころから、かわいいかわいいだけの赤ちゃんではなく

一人の人間としての存在感がさらに増していく。

そして、順調に成長している証。



戦争や争いの『Me! Me! Me!』と 幼児の『Me! Me! Me!』

同じ?それとも違うの?


この問いが浮かぶと同時に


 『小さいときに 思いっきりけんかをした子は、

相手の痛みもわかり

大きくなるにしたがって優しい子になる。』



と、お世話になっている幼児教育の専門家の先生のアドバイスが浮かぶ。



まだ自分の言葉ではうまく文面で伝えられないけど

自我が芽生えた幼児のときから自己主張をぶつけることって

大事なんだよなという思いと同時に

今回の美しい地球と、実際に起きている戦争や争いごとが起きている地球

の 劇を通して 

平和への選択ができる子を育てる鍵は、

ここ、幼児教育にあるという先生からの気づきがよぎる。





人の間って書いて人間。

人って人と関わらないと成長できないからこそ、

ほかの子との関わりを持ち始め、様々な感情を経験することの大切さ。



自分も大人になった今でも、常に人と人の間で、

助けてもらったり、学ばさせてもらうことばかり。



小さい時の『Me! Me! Me!』があって 

他者に気づき


集団をだんだん理解していくことで

人のことも大事にできていく。 


共育へ向けての大きなゴール、

平和への選択ができるこどもたちを育てていくには 

大人である私たちはなにができるのか?


自分も他者も尊重し合い

サポートしあう世界。

宇宙、地球、自然への感謝。


自分という個が大きなゴールへ向けて少しでも役に立てたらと

改めて思う日だった。





 
 (シャドーボックスの上映はすでに終了していますが、参考までに情報はこちら↓)
 http://shadowboxtheatre.org/shows.html#Earth




The Earth and Me


at multiple venues

With a flowing tapestry of song, dance, puppetry and music, The Earth And Me inspires children with hope and empowerment. The children learn how they can help protect the Earth's delicate balance through harmony, tolerance and peace.

2013年5月14日火曜日

折り紙あそび

『紙にクレヨンで描いたものが多くて立体工作はめったにないですよ〜』と

息子が学校から持って帰ってくるアートについて

アートセラピストの方とお話ししていたときのこと。



アートのクラスがあるだけでもいいほうで、

予算の関係で、アートのクラスをカットせざるおえない学校が

増えている現状について伺う。


その方によると、

折り紙は3歳ぐらいが始めるのにとてもよい時期らしい。

年齢に限らず、自分で折れなくても、

折り紙をしている人を横で見ている機会があったら

それはそれで興味をもつきっかけになる、とも。



また、日本のおうちには、紙といっても、折り紙、包装紙、和紙、 、、と、

色々な種類の紙が手に届くところにあって育ってきている人が多いと思うけど

ニューヨークでの生活で さまざまな紙の種類にふれる機会は

日本と比べるとぐっと減るそう。
 


みなさんのおうちには、折り紙はすぐ手に届くところにありますか?



小さい時から少しずつ折り紙にふれることで、だんだん好きになっていく。

逆に、突然 紙を渡されてもつくることはできない。

 

特に 日本から飛び出して海外で生活しているみなさ〜ん!! 

ただの紙からアートになる折り紙。

この総合芸術を 生活のなかに意識して取り入れながら 

ぜひ一緒に楽しみましょう。


空間を認識する力もいっしょに育んでいけて

ボケ防止にもなるし

こどもが学校へ通い出したら日本文化紹介もできるし

一石二鳥にも三、四鳥にも〜。




昨日、ジャパンデーの折り紙ブースで、

バッタを教えてもらいながら ほぼ一人で折り終えた息子。




折った物であそべるのがわかった瞬間の喜びようといったら。


 



折り紙は、あそべるものにも変身するし、アートにもなる

マンハッタンではMUJIで折り紙が比較的安く買えますよ〜。

2013年5月7日火曜日

素話『スイミー』

5月5日はこどもの日。

前日の土曜日学校では、全校生徒でお祝いをすることに。


サークルタイムが始まり 幼稚園の先生による素話


みなさんは、素話ってきいたことがありますか?


私は、去年

お話をすべて先生がじぶんのものに取り込んで自分の言葉で話していく方法

 と、シュタイナーのベテラン先生方に教わったばかり。



今日のお話は『スイミー』

こどもたちの聴き入る顔は、いろいろな場面で変化する。


仲間がまぐろに食べられたときの『えっ』いう顔。

みんなで協力して大きな魚になったときの

応援したい!というような顔。


この素話、先生がお話を自分のものにしているから

話し手と聞き手のこどもたちとの距離がとても近く感じる。


私もこどもたちにまざって、思わず聴き入ってしまう。

 

息子もおともだちといっしょに

お話のなかによーく入っている様子。



翌日の朝、



『今日はこどもの日っていうんだよ。

こどもたちが、元気にのびのびと大きくなるように

お祝いする日なんだよ。

そういえば、昨日 学校で スイミーのお話を、

先生がしてくれたね。』



と話したところ、




『ぼく、スイミーの絵を描きたい』

といいだす。



黒い鉛筆で、魚を一匹描いた後、

周りに赤い魚を描き始める。







描き終わったタイミングを見計らって、


『スイミーって何色だったっけ?』


っと聞くと、


『くろいろ!』

『だって、お目目になったんだよ。』

っと答える。



そのあと、青い色の折り紙を取り出し、もう一匹の魚を描く。

黒い目をした大きな赤い魚。

青色の紙は、海かな?






スイミーの本は、昔 アップルキッズで借りた絵本で読んだかもしれないけれど、

ここ最近読んだ記憶はないし 残念ながら我が家にはない。






こどもたちが集中してきいていた様子を思い出しながら


素話が、こどもの想像力をかき立てることのすごさ


を目の当たりに。



 素話は本当におすすめ



2013年4月29日月曜日

fishノート、finish

こどもノート。
 
タイトルは、「fish」


開いてみると、そこには、、
1ページ目に大きな魚の絵

2ページにわたって、上部だけに1匹の魚の絵

波と魚2匹

おともだちAちゃん(5歳)といっしょに魚をみる絵(左ページ)/ギザギザな歯がある魚(右ページ)

さけ


しまいには、電車のなかにも持ち込んで、1枚仕上げる。







そして ついに1冊、魚のノートを描き上げた。



絵を描きたい!!!という気持ちがたくさん出てきてからは、

今までコピー用紙を渡して、

描かせたりしていたけど、ノートになっているとバラバラにならなくていいし、
 
なにより パラパラ漫画みたいにお魚が次から次へと泳ぎ出てきて

なんとも楽しい!


  
面白いなと思ったのは、

この「fish」というタイトルを書いて、99%魚の絵を書き続けたのは、

私が『こうしなさい!!』と、いったわけではなく、

本人自ら(5歳半)考えて ノート

を作っていったこと。


魚のノート制作にたどりつくまでに、何がそうさせたんだろう?


と、振り返ってみる。



魚への興味にはじまり、

さかなの絵をたくさん描くようになっていったプロセス

日々感じられたので それについての詳細は後日また⭐

じゃがいものような。。。

キラキラな太陽の下、ガーデニングの本格的シーズンが始まり、木を植えたり、畑を耕したり。


週末は畑で過ごす時間がどんどん増えていきます。



そんななか、息子がガーデンで、



『おかあさん、みてみて!

 じゃがいも みたいなの!!!』



『へっ』

とふりかえると、そこには ころんとしたじゃがいもが?!





と思いきや、じゃがいものような石でした。



あ、石だと思った瞬間、こどもは、

『じゃがいもみたいな石、あっちで、みつけたんだよ!!』

と笑顔いっぱい。


ほんとにじゃがいもっぽくてびっくり。

素敵な宝の大発掘、こどもっておもしろい発見するな〜と感心。
 

家に帰ったらすぐ お父さんにも、早速じゃがいもだよトーク。


ここ数日、食卓テーブルに飾って


『これ、じゃがいもだよ!!』


といっては おうちに遊びにきてくれる おともだちに 
 
自然からもらった宝物をみせて

びっくりさせるのが楽しみに⭐



じゃがいものような石の存在は、おとなもこどももワクワクするような、

世界の不思議の入り口に思えてきます。



みなさんの周りにいるこどもたちが目を輝かせて発見した好きな物はありますか?

それはどんなもの? 




発見の喜びを分かち合うことを丁寧に積み重ねていけたら、


きっと、それが その子一人一人の個性が輝く✨機会になる


と、思っています。



2013年4月24日水曜日

トイレの神様がいるんだよ

うちのトイレは、流す取手がけっこう固め。


最初はこの固い取手で 流せることがうれしかったこどもも、

ここ最近一年、、、、


『流しなさい。』

『流してないの、みたくないよ。』



いろいろ言ったけど、気づくと いつも流していない。


そんな日々が続き、5歳になった今も流さない。


しまいには、


『お母さん、ぼくのした後に、してもいいよ。』(爆)



ハリケーンサンディのときに、お水をセーブしたことも関係あるのか、エコすぎる発言。



こどもに『〜しなさい!』といっても、きかないことってありませんか?



そこで、一か八か、トイレの神様のお話をしてみました。


『むかーし、むかーし。。。


お金が入った大きな袋をかついだ神様は、その袋が重くて重くて ようやく おうちにたどり着いたときには、すでに他のお部屋は、別の神様が住まわれていて、最後に残っていたトイレに住むことになりました。

それから、トイレがきれいなおうちには、お金が ちゃりんちゃりん といっぱい入るようになりました。


おしまい。』


といって、本人が大事にしている貯金箱に 1セントを入れてみる。

するとどうでしょう。

その日から、トイレに行った後は、毎回毎回 流すようになりました。

息子は


『流しなさい!』


といわれるより、


『トイレの神様が住んでいるからきれいにしよう✨』



と、今回の場合、



想像の中でビジュアライズ化するお話のほうが、

何百倍も効果アリ⭐ 



トイレの神様、今日もありがとうございます。

2013年4月23日火曜日

お花の育つ方向 こどもの育つ方向

アパートの廊下にあるプランター。

プランターからはみ出て、どんどんのびていくゼラニウム。


このまま外に伸びられるとおとなりさんに迷惑かも、、


できたら

プランターの内側に伸びてほしいなー、



と、茎を反対側へまわそうとしたとき



『ぽきっ』









お花が伸びようとする方向を無理矢理 変えようとした結果

茎を折ってしまった。



折れたお花と茎をみながら、こないだのシュタイナー教育勉強会の先生のことば、

7歳から14歳は、「エーテル体」「植物的」ということばがふっと浮かんで

こどもが育つ方向も ちゃんと観ているかな?と自問。



日々、気がかないうちに 無理矢理こどもが育つ方向を変えていることってありませんか?



ぽきっと折ってしまうようなことがないよう、お花の育つ方向も、こどもの育つ方向もしっかり観ていこう。



大事なのは、




枠(プランター)のなかにきれいに育つことではなく、


自分の花を咲かすこと