2013年5月24日金曜日

カタツムリ博士

大雨が降った後、こんな日は カタツムリが公園に出ているかも

と思い、去年みつけたかたつむりのおうちがある公園へいってみる。


予想通り、たくさんのカタツムリ発見!!!









家族を一緒にする!といってまずは全員集合あそび〜✨



『ナメクジ〜!』





『お父さんにみせないといけない!』

『これ、お父さんみたことないの!』

と大興奮。

(本当はカタツムリの赤ちゃんかも?!)



次に写真撮影あそび〜✨

カタツムリ100匹まで写真を撮るといいだし、

たくさんとれはじめると、

『ひゃくじゅうじゅういちまで しゃしんをとる〜!!!』と言い出す。



『ひゃくきゅうじゅういち?』

 と聞き返すと、

『違う!!!じゅうがふたつで、ひゃくじゅうじゅういち!!!』


自信たっぷりにじゅうがふたつと強調しているところから

すごくたくさんと言いたい気持ちが伝わって

『すごいたくさんだね。』とかえす。



途中、小雨も降り出して、

『もうそろそろ帰ろうよ〜』

というと、

『だめ、もっともっといる。ひゃくじゅうじゅういちまでほしいから、写真をとる!』

という。



最初、どれもこれも大小違いはあるけれど、同じカタツムリなのに

なんで〜そんなにたくさん。。。

雨降ってきたよ〜。

またどしゃぶりになったら大変。。。

という、 母の思いはよそに

『ここ!ここも!写真とって!』

といきいきとしたこどもは、喜びの声とともに

雨でぬれた階段も走り回る。





『とって〜!とって〜!』


と、いわれるたびに、写真をとっているのも だんだん疲れてきて、

かといって、こどものいきいきとした感情と行動も気になる。



こどもが楽しそうにしているけど、自分はいろいろなことが気になって

やらせたくない気持ち、さっさと終わらせたい気持ちになることありませんか?



このとき、現在受講中で 参加するたびに気づきがある 

青木理恵コーチによるマザーズコーチングクラスでの

『承認』をテーマにシェアしてくださった体験談、

しろつめくさのお話とタンポポのお話がふっとよぎる。


どちらのお話も、こどもがお花を摘んでいて、

しろつめくさのお話は、摘んだお花を渡した時の お母さんの反応が嫌だったという

出来事から お母さんに対して持っていたネガティブな感情の記憶を書き直す方法も

含めてのシェアリング。

 タンポポのお話は、こどもが楽しそうだけど、途中でやめさせて、がっかりする様子

を敏感に感じ取っていたけどそのときは何も出来なかったというお話。




幸い今日は時間があるし

こうなったら、こどものキラキラにつき合おう!そして気が済むまでやらせてみよう!

でも、正直に、


『お母さん疲れてきちゃった。お母さんもう写真はとりたくないの。

写真とりたいの?とりたいなら自分でとってね。』


本人は、それならばととり始める。


自分の半ばイライラしかけていた気持ちも、

かたつむり撮影隊から開放されたらおさまり 

ゆっくり息子のカタツムリ撮影を

観察していると、面白いことを発見。



『こんなところにかくれていたよ〜。』



『このカタツムリ、顔が黒いよ〜。』


『みてみて、このカタツムリ。”つ”のうんちがついてる。』




私にとっては、ほぼすべて同じような存在のカタツムリが

彼にとっては、一匹一匹の発見が宝物。


あ、そうか!!

彼にとっては 全部が違うんだ。

それを敏感に感じ取れていたんだ。

その発見が彼の喜びなんだ。


鈍感だったのは、私。。。



そこに気づいたとき、

かれが全身で喜びを感じているものを

自分も同じように感じ こどもの敏感な喜びの世界に招待してもらえたことに

感謝することができ、

一言一言に耳を傾け、一緒に楽しめるようになっていく。



100という大きな数字も彼にとっては特別な存在。

100の上の世界はまだよくわからないけど、

100 10 10 1という数字を並べて 話すことで

たくさんの数字をいいたかったこと。


果てしなくひろがる数字とともに、違いがある無数のカタツムリたちとのマッチング。


30分ぐらいカタツムリと遊んだだろうか。


満足したのか、その場を離れることに。

公園を出て歩いていると歩道の真ん中にカタツムリを発見。



『こんなところ歩いているとふまれちゃうよ。』

といって、公園へもどしてあげていた。




愛情たっぷりなカタツムリ博士の存在が頼もしく

一人の人間として大きく感じられる。


帰り道、

『99セントストアでノートブックを買って〜!カタツムリだけの絵を描く〜!』


魚のノート制作につぐ、かたつむりノート 翌日から早速スタート。

そのお話は、また別の機会にしたいと思います。



一日は24時間、そのなかの30分。

30分、こどもの喜びの世界を一緒に体験でき


ギフトに感謝✨

一人一人違うそれぞれの鋭い感性はそのままでいてほしい。




The Earth and Me


数週間前のこと。

 こどもが通う学校のフィールドトリップに引率して、 

『The Earth and Me』

というタイトルの子ども向け劇をみにいった。



最初は、地球の神秘的な様子、

あらゆる生きとし生けるものに感謝する姿、

美しい音楽とともに、生きる喜びが伝わってくるダンス、、と、

色彩も、ライトも、どれも美しい。




中盤にさしかかって、

『Me! Me! Me!』

という声とともに、 戦争や争いの 影絵がはじまる。

武器や、鉄格子がはられ、

地球は汚れ、破壊されていく。




クライマックスでは、
 
『It is up to you, child.』

『Hand in hand!』

と地球がこどもに呼びかけ、平和への選択をゆだねるストーリー展開。




この劇をみて、特に
 
『Me! Me! Me!』
 
という自己主張をして戦う場面。


このことば、

自我が芽生えはじめた幼児の姿がよぎる。

このころから、かわいいかわいいだけの赤ちゃんではなく

一人の人間としての存在感がさらに増していく。

そして、順調に成長している証。



戦争や争いの『Me! Me! Me!』と 幼児の『Me! Me! Me!』

同じ?それとも違うの?


この問いが浮かぶと同時に


 『小さいときに 思いっきりけんかをした子は、

相手の痛みもわかり

大きくなるにしたがって優しい子になる。』



と、お世話になっている幼児教育の専門家の先生のアドバイスが浮かぶ。



まだ自分の言葉ではうまく文面で伝えられないけど

自我が芽生えた幼児のときから自己主張をぶつけることって

大事なんだよなという思いと同時に

今回の美しい地球と、実際に起きている戦争や争いごとが起きている地球

の 劇を通して 

平和への選択ができる子を育てる鍵は、

ここ、幼児教育にあるという先生からの気づきがよぎる。





人の間って書いて人間。

人って人と関わらないと成長できないからこそ、

ほかの子との関わりを持ち始め、様々な感情を経験することの大切さ。



自分も大人になった今でも、常に人と人の間で、

助けてもらったり、学ばさせてもらうことばかり。



小さい時の『Me! Me! Me!』があって 

他者に気づき


集団をだんだん理解していくことで

人のことも大事にできていく。 


共育へ向けての大きなゴール、

平和への選択ができるこどもたちを育てていくには 

大人である私たちはなにができるのか?


自分も他者も尊重し合い

サポートしあう世界。

宇宙、地球、自然への感謝。


自分という個が大きなゴールへ向けて少しでも役に立てたらと

改めて思う日だった。





 
 (シャドーボックスの上映はすでに終了していますが、参考までに情報はこちら↓)
 http://shadowboxtheatre.org/shows.html#Earth




The Earth and Me


at multiple venues

With a flowing tapestry of song, dance, puppetry and music, The Earth And Me inspires children with hope and empowerment. The children learn how they can help protect the Earth's delicate balance through harmony, tolerance and peace.

2013年5月14日火曜日

折り紙あそび

『紙にクレヨンで描いたものが多くて立体工作はめったにないですよ〜』と

息子が学校から持って帰ってくるアートについて

アートセラピストの方とお話ししていたときのこと。



アートのクラスがあるだけでもいいほうで、

予算の関係で、アートのクラスをカットせざるおえない学校が

増えている現状について伺う。


その方によると、

折り紙は3歳ぐらいが始めるのにとてもよい時期らしい。

年齢に限らず、自分で折れなくても、

折り紙をしている人を横で見ている機会があったら

それはそれで興味をもつきっかけになる、とも。



また、日本のおうちには、紙といっても、折り紙、包装紙、和紙、 、、と、

色々な種類の紙が手に届くところにあって育ってきている人が多いと思うけど

ニューヨークでの生活で さまざまな紙の種類にふれる機会は

日本と比べるとぐっと減るそう。
 


みなさんのおうちには、折り紙はすぐ手に届くところにありますか?



小さい時から少しずつ折り紙にふれることで、だんだん好きになっていく。

逆に、突然 紙を渡されてもつくることはできない。

 

特に 日本から飛び出して海外で生活しているみなさ〜ん!! 

ただの紙からアートになる折り紙。

この総合芸術を 生活のなかに意識して取り入れながら 

ぜひ一緒に楽しみましょう。


空間を認識する力もいっしょに育んでいけて

ボケ防止にもなるし

こどもが学校へ通い出したら日本文化紹介もできるし

一石二鳥にも三、四鳥にも〜。




昨日、ジャパンデーの折り紙ブースで、

バッタを教えてもらいながら ほぼ一人で折り終えた息子。




折った物であそべるのがわかった瞬間の喜びようといったら。


 



折り紙は、あそべるものにも変身するし、アートにもなる

マンハッタンではMUJIで折り紙が比較的安く買えますよ〜。

2013年5月7日火曜日

素話『スイミー』

5月5日はこどもの日。

前日の土曜日学校では、全校生徒でお祝いをすることに。


サークルタイムが始まり 幼稚園の先生による素話


みなさんは、素話ってきいたことがありますか?


私は、去年

お話をすべて先生がじぶんのものに取り込んで自分の言葉で話していく方法

 と、シュタイナーのベテラン先生方に教わったばかり。



今日のお話は『スイミー』

こどもたちの聴き入る顔は、いろいろな場面で変化する。


仲間がまぐろに食べられたときの『えっ』いう顔。

みんなで協力して大きな魚になったときの

応援したい!というような顔。


この素話、先生がお話を自分のものにしているから

話し手と聞き手のこどもたちとの距離がとても近く感じる。


私もこどもたちにまざって、思わず聴き入ってしまう。

 

息子もおともだちといっしょに

お話のなかによーく入っている様子。



翌日の朝、



『今日はこどもの日っていうんだよ。

こどもたちが、元気にのびのびと大きくなるように

お祝いする日なんだよ。

そういえば、昨日 学校で スイミーのお話を、

先生がしてくれたね。』



と話したところ、




『ぼく、スイミーの絵を描きたい』

といいだす。



黒い鉛筆で、魚を一匹描いた後、

周りに赤い魚を描き始める。







描き終わったタイミングを見計らって、


『スイミーって何色だったっけ?』


っと聞くと、


『くろいろ!』

『だって、お目目になったんだよ。』

っと答える。



そのあと、青い色の折り紙を取り出し、もう一匹の魚を描く。

黒い目をした大きな赤い魚。

青色の紙は、海かな?






スイミーの本は、昔 アップルキッズで借りた絵本で読んだかもしれないけれど、

ここ最近読んだ記憶はないし 残念ながら我が家にはない。






こどもたちが集中してきいていた様子を思い出しながら


素話が、こどもの想像力をかき立てることのすごさ


を目の当たりに。



 素話は本当におすすめ